精神保健福祉士 過去問
解説あり

試験最新情報

第29回(2027年) 試験日
2027年2月6日(土) ~ 2月7日(日)

試験日まで、156

精神保健福祉士試験の過去問と解説を第28回(令和7年度)〜第16回(平成25年度)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。精神保健福祉士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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精神保健福祉士について

具体的には

精神保健福祉士は、心の病気や障がいを持つ人の生活や社会復帰を支援する専門職です。医療機関や福祉施設で相談に乗ったり、就労支援や社会資源の活用をサポートします。国家資格が必要で、福祉や心理学の知識が求められます。

仕事内容

主な仕事は、心の病気や障がいを持つ人が安心して生活できるように支援することです。

・相談対応と生活支援:困りごとを聞き、必要な支援へつなぎます。

・医療・関係機関との連携:主治医、自治体、事業所と情報共有し、支援を調整します。

・就労・社会参加の支援:就職活動の準備や職場定着の支援を行います。

・制度利用のサポート:障害福祉サービス、手当、各種制度の申請を手伝います。

働く場所は、病院、保健所、障害福祉サービス事業所、行政機関などが多いです。

役割

精神保健福祉士は個人だけでなく、家族や地域全体を支える重要な役割を担っています。

 

家族支援:利用者の家族に対し、病気や障がいへの理解を深めるための助言やサポートを行う。

権利擁護:差別や偏見をなくし、利用者が適切な支援を受けられるようにする。

地域支援:地域の関係機関と連携し、住みやすい環境づくりに貢献する。

予防・啓発活動:精神疾患の予防やメンタルヘルスに関する知識を広める活動を行う。

危機対応:自殺防止や精神的に不安定な人の支援を行い、適切な医療や福祉につなげる。

なるためには

精神保健福祉士になるには、国家資格を取得する必要があります。

方法は主に以下の3つです。

 

大学や専門学校で指定の課程を修了し、国家試験に合格する

福祉・心理・医療系の実務経験を積み、養成課程を経て国家試験に合格する

社会福祉士の資格を持ち、追加の養成課程を修了して国家試験に合格する

勉強方法

必要な勉強時間

難易度は中程度~やや高めです。

直近5回の合格率は65.6%〜78.2%で推移しており、第28回の合格率は78.2%でした。

 

 

必要な勉強時間は、以下が目安です。

福祉系・心理系の学習経験者:300~400時間(約3~6か月)

初学者(未経験者):500~600時間(約6か月~1年)

効率的な学習方法

1. 過去問を中心に学ぶ

まず過去5年分の問題を解き、頻出テーマを把握します。

似た問題を繰り返し解くことで知識を定着させましょう。

 

2. 出題範囲を細分化し、段階的に学ぶ

精神疾患・心理学 → 社会福祉 → 

法律 → 医療・保健制度の順で学ぶと効率的です。

1日1テーマずつ学習し、短期間で全範囲を一巡しましょう。

試験範囲が広いため、計画的に進めることが重要です。

 

3. 法律や制度は「背景」とセットで理解する
実際の支援に活かせる知識が求められるため、

ケーススタディを交えながら、実際の適用場面を想像するとよいでしょう。

 

4. 重要キーワードを整理し、スキマ時間に活用

用語カードアプリを活用し、通勤・休憩時間に復習するしましょう。

学んだことを「人に説明するつもり」でアウトプットすると効果的です。

 

5. 模擬試験で本番の感覚をつかむ

2~3回は模擬試験を受け、制限時間内に解く練習をしましょう。

60%以下の得点だった場合は、苦手分野を重点的に復習することが合格のカギです。

 

しっかり対策すれば、合格は十分可能でしょう。

関連資格

関連資格

社会福祉士(国家資格)

幅広い福祉分野で相談援助を行う専門職です。精神保健福祉士と併せて取得する人も多くいます。
活かせる場面:障害福祉、高齢者福祉、生活困窮者支援、児童福祉など。

 

公認心理師(国家資格)

心理学の専門知識を活かし、心理的支援やカウンセリングを行います。
活かせる場面:医療機関、福祉施設、教育機関、企業のメンタルヘルス支援など。

 

そのほか、精神科認定看護師産業カウンセラー介護支援専門員(ケアマネジャー)なども関連する資格や職種です。

精神科認定看護師は、日本精神科看護協会が認定する資格です。介護支援専門員は国家資格ではなく、都道府県が実施する試験や研修などを経て登録する資格制度です。

 

複数の資格や専門知識を組み合わせることで、活躍できる分野が広がり、就職や転職で強みになることがあります。

試験の概要

試験会場、都道府県

指定された7つの都道府県で実施されます。

 

北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県

 

受験者は、これらの試験地のいずれかを選んで受験する必要があります。
そのため、試験地がない都道府県の受験者は、近隣の試験地まで移動しなければなりません。試験会場の詳細は、受験票に記載されるので、必ず事前に確認しましょう。

試験日時

精神保健福祉士国家試験は、例年2月の最初の土日に実施される傾向があります。

2027年2月6日(土):14時00分〜15時30分

2027年2月7日(日):10時00分〜12時20分

通常の受験者の総試験時間は230分です。

 

なお、障害などにより受験上の配慮が認められた人には、試験時間の延長などが行われる場合があります。

 

試験科目

試験科目(18科目)
・医学概論/心理学と心理的支援/社会学と社会システム/社会福祉の原理と政策/社会保障/権利擁護を支える法制度/地域福祉と包括的支援体制/障害者福祉/刑事司法と福祉/ソーシャルワークの基盤と専門職/ソーシャルワークの理論と方法/社会福祉調査の基礎/精神医学と精神医療/現代の精神保健の課題と支援/精神保健福祉の原理/ソーシャルワークの理論と方法(専門)/精神障害リハビリテーション論/精神保健福祉制度論。
1日目:専門48問/2日目:共通84問 計132問

 

幅広い知識が求められるため、過去問を活用して効率よく学習するのがポイントです。

受験手数料

受験形態によって異なります。(すべて非課税)

精神保健福祉士のみ受験する場合:28,910円

精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合:45,020円
(内訳は、精神保健福祉士試験23,300円と、社会福祉士試験21,720円)

・共通科目免除により受験する場合:22,950円

第29回は、試験センターホームページのインターネット受験申し込みから手続きを行います。

支払いは、クレジットカード決済またはコンビニエンスストア決済です。

 

合格発表

例年、試験日の約1ヶ月後に合格発表が行われます。

第29回は、2027年3月9日(火)に試験センターホームページで合格発表が行われる予定です。

結果通知は、2027年3月12日(金)に発送予定です。

受験資格

以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

資格取得ルートは複数あるため、自分に合ったルートを選びましょう。

 

1.4年制大学で指定科目を修めて卒業した人

2027年3月31日までに卒業見込みの人も含みます。

2.2年制または3年制短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設で必要な期間の相談援助業務を経験した人

2年制の場合は2年以上、3年制の場合は1年以上の相談援助業務が必要です。所定の日までに必要な実務経験を満たす見込みの人も含まれます。

3.精神保健福祉士短期養成施設を修了した人

短期養成施設は6か月以上です。

4.精神保健福祉士一般養成施設を修了した人

一般養成施設は1年以上です。

受験資格には細かな条件がありますので、自分がどのルートに当てはまるかを事前に確認することが大切です。

出題方法

五肢択一を基本とする多肢選択形式(全132問、1問1点)

合格は総得点の約60%を基準に、難易度で補正。

※第28回では、次の基準でした。

・通常受験者:132点中62点以上
・共通科目免除受験者:48点中27点以上
・さらに、通常受験者は9科目群、共通科目免除受験者は5科目群のすべてで得点が必要

受験申請

受験申請では、受験資格に応じた必要書類をそろえて申し込みます。

 

第29回の受付期間は、2026年9月3日(木)から10月2日(金)までの予定です。

 

申し込みは、試験センターホームページのインターネット受験申し込みから行います。

 

受験票は、例年12月中旬に発送されます。試験日や会場を必ず確認しましょう。

受験申請受付期間

例年は9月上旬から10月上旬です。

第29回(2026年実施分の出願):2026年9月3日(木)から10月2日(金)まで。

受験票の発送

例年は12月上旬に発送されます。

2026年12月11日(金)発送予定

免除制度

社会福祉士の登録をしている人は、共通科目が免除されます。

免除対象科目:「人間と社会」系の共通科目(例:心理学、社会学、社会福祉制度など12分野)

 

免除申請には、社会福祉士の登録番号が必要です。

なお、社会福祉士の登録申請中の人や、2026年9月1日以降に登録された人については、手続きが異なる場合があるため、試験センターに確認する必要があります。

合格情報

登録証の交付

試験合格後、登録申請を行うと登録証が交付されます。


申請先:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

費用は:登録免許税15,000円(収入印紙)+登録手数料4,050円=計19,050円

必要書類:登録申請書、登録免許税の収入印紙、登録手数料の振替払込受付証明書、本籍を記載した住民票の原本または戸籍抄本など
登録証が届くまでの期間:申請後、約1か月半

 

 

登録証に有効期限はなく、定期的な更新手続きも原則不要です。

合格率の推移

実施年実施回受験者数合格者数合格率
2026年第28回7,107人5,558人78.2%
2025年第27回6,642人4,694人70.7%
2024年第26回6,978人4,911人70.4%
2023年第25回7,024人4,996人71.1%
2022年第24回6,502人4,267人65.6%