精神保健福祉士 過去問
第27回(令和6年度)
問7 (心理学と心理的支援 問1)

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問題

精神保健福祉士試験 第27回(令和6年度) 問7(心理学と心理的支援 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、エピソード記憶の事例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 暗算をする際に、途中の計算結果を覚えておきながら計算を進めた。
  • 相手の電話番号を聞いて、携帯電話に登録するまで覚えていた。
  • カナダは北アメリカ大陸にある国だと覚えていた。
  • 昔、練習して乗れるようになった自転車に、今でもうまく乗ることができた。
  • 昨日の晩御飯にとんかつを食べたことを思い出した。

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この過去問の解説 (3件)

01

記憶の分類についての問題です。
それぞれの違いについて理解しておきましょう。 

選択肢1. 暗算をする際に、途中の計算結果を覚えておきながら計算を進めた。

誤り
これは作動記憶(ワーキングメモリ―)に分類されます。

選択肢2. 相手の電話番号を聞いて、携帯電話に登録するまで覚えていた。

誤り
これは作動記憶(ワーキングメモリ―)に分類されます。


 

選択肢3. カナダは北アメリカ大陸にある国だと覚えていた。

誤り
これは意味記憶に分類されます。

選択肢4. 昔、練習して乗れるようになった自転車に、今でもうまく乗ることができた。

誤り
これは手続き記憶に分類されます。

選択肢5. 昨日の晩御飯にとんかつを食べたことを思い出した。

正しい
過去の経験や出来事についての記憶は、エピソード記憶に分類されます。

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02

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、本設問で問われているエピソード記憶は長期記憶に分類されます。

選択肢1. 暗算をする際に、途中の計算結果を覚えておきながら計算を進めた。

✕ 選択肢の内容は「作動記憶(ワーキングメモリー)」に分類されます。

選択肢2. 相手の電話番号を聞いて、携帯電話に登録するまで覚えていた。

✕ 選択肢の内容は「作動記憶(ワーキングメモリー)」に分類されます。

選択肢3. カナダは北アメリカ大陸にある国だと覚えていた。

✕ 選択肢の内容は「意味記憶」に分類されます。

選択肢4. 昔、練習して乗れるようになった自転車に、今でもうまく乗ることができた。

✕ 選択肢の内容は「手続き記憶」に分類されます。

選択肢5. 昨日の晩御飯にとんかつを食べたことを思い出した。

〇 選択肢の内容は「エピソード記憶」に分類されます。エピソード記憶とは、過去に体験・経験した事に基づく記憶の事を言います。

参考になった数8

03

正解は、「昨日の晩御飯にとんかつを食べたことを思い出した。」です。

選択肢1. 暗算をする際に、途中の計算結果を覚えておきながら計算を進めた。

これは、計算の途中で必要な情報を一時的に保つ働きです。出来事の思い出ではないため、エピソード記憶とは言いにくいです。

選択肢2. 相手の電話番号を聞いて、携帯電話に登録するまで覚えていた。

短い時間だけ情報を覚えておく例です。自分の体験を思い出すというより、一時的な記憶の使い方です。

選択肢3. カナダは北アメリカ大陸にある国だと覚えていた。

これは知識として覚えている内容です。体験の思い出ではなく、意味や知識の記憶にあたります。

選択肢4. 昔、練習して乗れるようになった自転車に、今でもうまく乗ることができた。

これは体の動かし方のような技能が身についている例です。出来事を思い出すのではなく、できるようになった技能の記憶で、手続き記憶にあたります。


 

選択肢5. 昨日の晩御飯にとんかつを食べたことを思い出した。

これは、昨日という時点の出来事を自分の体験として思い出しています。いつ何をしたかがセットになっているので、エピソード記憶の例として最も合います。

参考になった数2