精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問2 (精神医学と精神医療 問2)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問2(精神医学と精神医療 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、外因性に分類される精神障害として、正しいものを2つ選びなさい。
  • 双極性障害(躁(そう)うつ病)
  • 統合失調症
  • アルコールによる精神病性障害
  • 認知症
  • 神経症

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この過去問の解説 (3件)

01

「外因性」とは、身体の外部からの影響によって引き起こされることです。「内因性」「外因性」「心因性」について、理解しておきましょう。

選択肢1. 双極性障害(躁(そう)うつ病)

不適切です。「双極性障害」は、内因性に分類されます。

選択肢2. 統合失調症

不適切です。「統合失調症」は、内因性に分類されます。

選択肢3. アルコールによる精神病性障害

適切です。「アルコールによる精神病性障害」は、アルコールの影響によって引き起こされますので、外因性に分類されます。

選択肢4. 認知症

適切です。「認知症」は、外因性に分類されます。

選択肢5. 神経症

不適切です。「神経症」は、心因性に分類されます。

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02

この問題では3つの分類を覚えましょう。

具体例を読むとわかりやすいです。

 

外因性は、「脳そのものに外から影響が加わって起こる精神障害」と理解すると整理しやすいです。

例えば、

頭部外傷(交通事故など)、

アルコールや薬物、

認知症、

脳血管障害、

などがあります。

選択肢1. 双極性障害(躁(そう)うつ病)

内因性精神障害に分類されます。


 

選択肢2. 統合失調症

はっきりした外傷や脳障害がない状態でも発症するのが特徴で、原因が一つでは説明しきれない疾患です。

(例えば、不登校が最初の症状だった。しかしそれが経過してうつ病に移行。学生時代にいじめられる。その後引きこもってしまい幻聴等が聞こえてきた等)


 

選択肢3. アルコールによる精神病性障害

アルコールや覚せい剤などは、体の外から取り込まれるものなので、「外から脳に影響を与える」と考えると覚えやすいです。

選択肢4. 認知症

認知症も、脳の変性や脳血管障害など器質的な変化によって起こるため、外因性に分類されます。
 アルツハイマー型認知症は女性に比較的多く、脳血管性認知症は男性に多い傾向があると言われています。

このあたりも関連して覚えておくとよいです。


 

選択肢5. 神経症

神経症は心因性との関連が強いです。
 例えば、職場での強いストレス、人間関係、不安の積み重ねなど心理的要因が背景になりやすいです。


 

まとめ

以下3つを整理するとわかりやすいです。

外因性=脳に原因(認知症、頭部外傷など)。

心因性=ストレスに原因(神経症など)。

内因性=明確な原因が見えにくい(統合失調症、双極性障害など)。

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03

外因性に分類される精神障害とは、身体的な障害や疾病が原因で起こる精神障害の総称です。

その他、人間関係によるストレスなど、心理的な問題によって起こる「心因性精神障害」や、外因性精神障害・心理的要因などを除く発症の原因が分からない「内因性精神障害」など、精神障害の発症原因によって精神障害は分類されています。

選択肢1. 双極性障害(躁(そう)うつ病)

✕ 双極性障害(躁うつ病)は、内因性精神障害に分類されます。

選択肢2. 統合失調症

✕ 統合失調症は、内因性精神障害に分類されます。

選択肢3. アルコールによる精神病性障害

〇 アルコールによる精神病性障害は、外因性精神障害に分類されます。

選択肢4. 認知症

〇 認知症は、外因性精神障害に分類されます。

選択肢5. 神経症

✕ 神経症は、心因性精神障害に分類されます。

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