精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問10 (現代の精神保健の課題と支援 問1)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問10(現代の精神保健の課題と支援 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
  • 入院医療を中心とした支援体制の構築が目指される。
  • 医療保険制度の枠組みの中で完結することが目的である。
  • 住まいの確保と居住支援が含まれる。
  • 精神障害の有無や程度にかかわらず、安心して暮らすことが目指される。
  • 支援を受ける者は介護保険制度の要支援認定が必要である。

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この過去問の解説 (2件)

01

地域包括ケアシステムでは、入院ではなく地域を中心として、安心して生活が送れるよう支援体制を構築していくことが重要とされています。

選択肢1. 入院医療を中心とした支援体制の構築が目指される。

不適切です。入院医療ではなく、「地域生活」を中心とした支援体制の構築が目指されています。

選択肢2. 医療保険制度の枠組みの中で完結することが目的である。

不適切です。医療保険制度だけではなく、障害福祉・介護・住まいなど、さまざまな職種や機関が連携することが求められています。

選択肢3. 住まいの確保と居住支援が含まれる。

適切です。精神障害を持つ方が安心して暮らすためには、住まいの確保と居住支援が重要です。

選択肢4. 精神障害の有無や程度にかかわらず、安心して暮らすことが目指される。

適切です。地域包括ケアシステムでは、誰もが安心して暮らすことを目指しています。

選択肢5. 支援を受ける者は介護保険制度の要支援認定が必要である。

不適切です。支援を受けるために、要支援認定を受ける必要はありません。

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02

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムとは、障害のあるなしに関わらず生活場所の中心は、地域であるという考え方の事を言います。それを達成するために、地域で生活するに当たって必要な保健医療や障害福祉、介護、社会参加や住まいなどが包括的に確保されたシステムの構築を目指す事が求められています。

選択肢1. 入院医療を中心とした支援体制の構築が目指される。

✕ 地域包括ケアシステムは、地域での生活を中心に考え、支援体制を構築する事を目指しています。入院医療を中心としたものではありません。

選択肢2. 医療保険制度の枠組みの中で完結することが目的である。

✕ 地域包括ケアシステムは、住み慣れた地域で自分らしく生活し続ける事ができるようになる事が基本の考え方となります。医療保険制度の枠組みの中で完結する事を目的とはしていません。

選択肢3. 住まいの確保と居住支援が含まれる。

〇 選択肢の内容は地域包括ケアシステムを構築するために必要な要素です。地域で生活するためには住まいを確保する事が重要ではありますが、住まいの確保を自分達の力だけで行う事ができない方もいらっしゃいます。住み慣れた地域で住み続ける事ができるようにするため、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの中には「住まいの確保と居住支援に関わる事業」が定められています。

選択肢4. 精神障害の有無や程度にかかわらず、安心して暮らすことが目指される。

〇 精神障害の有無や程度に関わらず、住み慣れた地域で安心して住み続ける事ができるようにする事が目標に掲げられています。 

選択肢5. 支援を受ける者は介護保険制度の要支援認定が必要である。

✕ 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムでは、介護保険制度の要支援認定を必要とはしていません。

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