精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問51 (医学概論 問3)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問51(医学概論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

ホルモンに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • インスリンは血糖値を上げる。
  • アドレナリンは心拍数を下げる。
  • アルドステロンは血圧を下げる。
  • バソプレシンは尿の生成を促す。
  • エリスロポエチンは赤血球数を増加させる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正しいのは、「エリスロポエチンは赤血球数を増加させる。」です。

ホルモンは、体のさまざまな働きを調整する物質です。血糖値や血圧、尿の量、赤血球の数などを調節するホルモンがあり、それぞれ異なる役割をもっています。

選択肢1. インスリンは血糖値を上げる。

誤りです。

インスリンは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませるなどして、血糖値を下げる働きをするホルモンです。主に膵臓から分泌されます。

血糖値を上げる方向に働くホルモンには、グルカゴンやアドレナリンなどがあります。

選択肢2. アドレナリンは心拍数を下げる。

誤りです。

アドレナリンは、緊張したときや危険を感じたときなどに分泌され、体をすぐに活動できる状態にします。そのため、心拍数を増加させる働きがあります。

また、心臓の収縮を強くしたり、血糖値を上げたりする働きもあります。

選択肢3. アルドステロンは血圧を下げる。

誤りです。

アルドステロンは副腎皮質から分泌されるホルモンです。腎臓でナトリウムと水分を体内に保持する働きがあります。

体内の水分量が増えることで血液量も増えるため、アルドステロンは基本的に血圧を上げる方向に働きます。

選択肢4. バソプレシンは尿の生成を促す。

誤りです。

バソプレシンは「抗利尿ホルモン」とも呼ばれます。腎臓で水分の再吸収を促し、体から水分が失われすぎないようにします。

そのため、尿の量を減らす働きがあります。尿を増やす方向ではなく、水分を体内に残す方向に働くホルモンです。

選択肢5. エリスロポエチンは赤血球数を増加させる。

正しい記述です。

エリスロポエチンは主に腎臓でつくられるホルモンです。血液中の酸素が少なくなると分泌が増え、骨髄に働きかけて赤血球の産生を促します。

その結果、赤血球の数が増え、酸素を全身へ運ぶ能力が高まります。

まとめ

ホルモンの問題では、「何を増やすのか、何を減らすのか」を整理すると判断しやすくなります。

インスリンは血糖値を下げる、アドレナリンは心拍数を増やす、アルドステロンは血圧を上げる方向に働く、バソプレシンは尿量を減らす、エリスロポエチンは赤血球の産生を促すと覚えておきましょう。

特に、エリスロポエチンは腎臓から分泌され、骨髄での赤血球産生を促すホルモンであることが重要です。

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02

正解は「エリスロポエチンは赤血球数を増加させる。」です。

選択肢1. インスリンは血糖値を上げる。

インスリンは血糖値を下げます。

糖尿病の治療でインスリンが使用されています。

選択肢2. アドレナリンは心拍数を下げる。

アドレナリンは心拍数を上げます。

ストレスや危険を感じたときなどに分泌されるホルモンです。

選択肢3. アルドステロンは血圧を下げる。

アルドステロンは血圧を維持します。

選択肢4. バソプレシンは尿の生成を促す。

バソプレシンは尿の生成を抑制します。

選択肢5. エリスロポエチンは赤血球数を増加させる。

エリスポエチンは、赤血球を増加させます。

腎性貧血の治療に使用されています。

まとめ

頻出されているホルモンに関して、それぞれどのような作用があるのか覚えておきましょう。

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