精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問58 (心理学と心理的支援 問4)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問58(心理学と心理的支援 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、アントノフスキー(Antonovsky, A.)が定義した首尾一貫感覚(SOC:Sense of Coherence)の説明として、正しいものを2つ選びなさい。
  • 疾病リスクを特定し、その低減を目的とした理論の一つである。
  • 自分に起こる出来事や状況が理解可能であり、予測可能であるという感覚を含んでいる。
  • 汎適応症候群の一つとして経験される感覚である。
  • 困難なことが起きたら、自分には対処できないというあきらめの感覚である。
  • 自分の人生や自分が経験することには意味があるという感覚を含んでいる。

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この過去問の解説 (1件)

01

アントノフスキーが定義した首尾一貫感覚には3つの要素から成り立っています。

把握可能感、処理可能感、有意味感をそれぞれ覚えておきましょう。

 

選択肢1. 疾病リスクを特定し、その低減を目的とした理論の一つである。

首尾一貫感覚は、健康を維持する心理的要因に注目したものであるため、間違いです。

選択肢2. 自分に起こる出来事や状況が理解可能であり、予測可能であるという感覚を含んでいる。

把握可能感の説明です。

把握可能感とは、何が起こっているかを把握できる感覚を指します。

 

選択肢3. 汎適応症候群の一つとして経験される感覚である。

汎適応症候群とは、ストレスに対応する身体の非特異的反応を説明する理論です。

首尾一貫感覚は、ストレスに直面時に状況を理解し、対処し、意味を見出すことであり、間違いです。

選択肢4. 困難なことが起きたら、自分には対処できないというあきらめの感覚である。

首尾一貫感覚の処理可能感とは、自分に与えられたスキルなどを活用して、困難な状況に対処できる感覚を指します。

そのため、間違いです。

選択肢5. 自分の人生や自分が経験することには意味があるという感覚を含んでいる。

有意味感の説明です。

有意味感とは、人生や出来事に価値を見出し、それに取り組む意欲を持つ感覚を指します。

まとめ

アントノフスキーの首尾一貫感覚の3つの要素、

把握可能感、処理可能感、有意味感をそれぞれ理解しておきましょう。

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