精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問59 (心理学と心理的支援 問5)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問59(心理学と心理的支援 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

事例を読んで、A社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、「動機づけ面接」の方法を用いて、クライエントのデイケアへの参加の動機づけを高める対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕
Bさん(40歳、男性)は、うつ病であったが症状は軽快し、2週間前から復職プログラムを実施する精神科デイケアに通っている。しかし、これまで10日のうち遅刻が8日、欠席が1日であった。デイケアスタッフのAがBさんと面談することとなり、Bさんの話を傾聴すると「毎日、遅刻しないで参加したいが、一方で参加したくない気持ちもあり、アラームで目が覚めてからベッドでぐずぐずしてしまい、遅刻してしまった」と話した。「二つの気持ちの間で揺れているのですね」と応答した後で、Aは、Bさんが目覚めた後に早めに行動することへの動機づけを高める働きかけを試みることにした。
  • 「もう少し早く寝るとよいと思いますよ」
  • 「なぜベッドからなかなか起きることができないのだと思いますか」
  • 「そのことばかりを考えていても仕方がありません」
  • 「このまま遅刻が続くと、復職は難しくなってしまいますよ」
  • 「目が覚めて、すぐに行動することができたら、どんな良いことがあると思いますか」

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この過去問の解説 (1件)

01

動機づけ面接とは、変わりたいという気持ちを引き出し、行動変容を促すカウンセリング技法です。

相談者自身の力を最大限に活用して変化を促します。

 

選択肢1. 「もう少し早く寝るとよいと思いますよ」

動機付け面接は、指示的なアプローチとは違うため間違いです。

選択肢2. 「なぜベッドからなかなか起きることができないのだと思いますか」

相手の強みや努力を肯定することが、動機づけ面接の特徴です。

また、参加したくない気持ちもありと話している点からも間違いです。

選択肢3. 「そのことばかりを考えていても仕方がありません」

動機づけ面接では、相談者との関係性が必要です。

このような対応では、Bさんと信頼関係を築くことが難しくなるため間違いです。

選択肢4. 「このまま遅刻が続くと、復職は難しくなってしまいますよ」

動機づけ面接では、対等な立場で協働し、自己決定をサポートすることが必要です。

このような対応では、脅しのようになってしまうため間違いです。

選択肢5. 「目が覚めて、すぐに行動することができたら、どんな良いことがあると思いますか」

動機づけ面接は、相談者の内発的動機を尊重し、行動変容を促します。

内発的動機につながる質問のため、正解です。

 

まとめ

動機づけ面接はとても重要です。

理解しておきましょう。

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