精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問61 (社会学と社会システム 問1)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問61(社会学と社会システム 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

デュルケーム(Durkheim, É.)の「自殺論」に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 自殺傾向は、流行現象として捉える必要があるとした。
  • 自己本位的自殺は、戦争時に増加する。
  • 集団本位的自殺は、人々の欲求への規制が弱まることで生じる。
  • アノミー的自殺は、経済的に衰退した時も、繁栄の時期にも増加する。
  • 宿命的自殺は、自己決定意欲が高まると増加する。

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この過去問の解説 (1件)

01

デュルケームの「自殺論」とは、自殺を個人の心理ではなく社会的要因から分析した社会学の研究です。

自殺の4類型などがあります。

 

選択肢1. 自殺傾向は、流行現象として捉える必要があるとした。

「自殺論」は、自殺は流行現象ではなく、社会的要因に影響される現象として捉えています。

そのため、間違いです。

選択肢2. 自己本位的自殺は、戦争時に増加する。

自己本位的自殺とは、個人と集団の関係性が薄い時に、個人の孤独感や焦燥感から起こる自殺とされています。

戦争時は、個人と集団の関係が強くなるため、間違いです。

 

選択肢3. 集団本位的自殺は、人々の欲求への規制が弱まることで生じる。

集団本位的自殺とは、個人と集団の結びつきが強い時に起こる自殺とされています。

人々の欲求への規制が強まることで生じるため、間違いです。

選択肢4. アノミー的自殺は、経済的に衰退した時も、繁栄の時期にも増加する。

アノミー的自殺とは、個人と集団の結びつきは関係なく、社会的規制が弱い時に起こる自殺とされています。

不景気の時だけではなく好景気の時も起こるため、正解です。

選択肢5. 宿命的自殺は、自己決定意欲が高まると増加する。

宿命的自殺とは、社会の規制が強く、個人の欲求が過度に抑圧されている時に起こる自殺とされています。

自己決定意欲が低い時であるため、間違いです。

まとめ

「自殺論」の4類型が、どのようなものか覚えておきましょう。

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