精神保健福祉士 過去問
第28回(令和7年度)
問120 (ソーシャルワークの理論と方法 問3)

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問題

精神保健福祉士試験 第28回(令和7年度) 問120(ソーシャルワークの理論と方法 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

事例を読んで、A病院の医療福祉相談室でソーシャルワーク実習中のBが、急性硬膜下血腫と診断されたクライエントのCさん(32歳)とDソーシャルワーカーの面接に同席した日の実習記録の形式として、次のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕
〈8月31日実習記録〉
外来の看護師から「医師に入院・手術を要すると言われたCさんがお金がないと繰り返すので、相談に乗ってほしい」と連絡があった。10分後にCさんが来室。建設現場での作業中に転倒し、その後、頭痛が続くので受診したという。CさんはDに「金がないと治療できない。入院したら仕事もろくにできない。どうしろっていうんだ」と声を荒げた。Dは、深くうなずきながら傾聴し、Cさんの気持ちを受け止めた上で、仕事中のけがは労働者災害補償制度が適用されるなどの説明をしていた。
  • インターライ方式
  • SOAP
  • 過程叙述体
  • DAP
  • 要約体

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、ソーシャルワーク実習記録の記録様式について理解しているかが問われています。

事例の記録内容がどのような形式で記載されているかを確認し、それぞれの記録様式の特徴を理解しておくことが重要です。


 

選択肢1. インターライ方式

×:不正解です。

 

インターライ方式は、利用者の状態や支援内容を標準化された評価項目に基づいて記録する方式です。
事例では、面接場面の経過やソーシャルワーカーの対応が時系列で記録されており、インターライ方式には該当しません。

選択肢2. SOAP

×:不正解です。

 

SOAPは、
S(Subjective Data:主観的情報)
O(Objective Data:客観的情報)
A(Assessment:評価)
P(Plan:計画)
の4項目で記録する方式です。
事例ではこれらの項目ごとに整理されておらず、SOAP形式ではありません。
 

選択肢3. 過程叙述体

〇:正解です。

 

過程叙述体は、援助場面での利用者と援助者のやり取りや、その場面の経過を時系列に沿って具体的に記録する方法です。
本事例では、
看護師からの連絡
Cさんの来室
Cさんの発言
Dソーシャルワーカーの対応
面接の流れに沿って記録されており、過程叙述体に該当します。

選択肢4. DAP

×:不正解です。

 

DAPは、
D(Data:情報)
A(Assessment:評価)
P(Plan:計画)
で構成される記録様式です。
事例では情報・評価・計画に整理されておらず、DAP形式ではありません。
 

選択肢5. 要約体

×:不正解です。

 

要約体は、援助過程や面接内容を要点のみ簡潔にまとめて記録する方法です。
本事例は、利用者とソーシャルワーカーのやり取りを比較的詳細に記録しており、要約体には該当しません。
 

まとめ

この問題では、実習記録の記録様式の特徴を理解しているかが問われています。

過程叙述体は、援助場面でのやり取りや支援の経過を時系列で具体的に記録する方法であることを押さえておきましょう。
SOAP・DAP → 項目ごとに整理する記録
過程叙述体 → 会話や面接の流れを具体的に書く記録
要約体 → 要点だけを書く記録
と整理すると解きやすいです。
 


 

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